Book review 〜春風駘蕩〜

気に入った本の書評・感想や本関連の話題を書いていきたいです。

乃木希典

乃木希典 福田和也

大きな仕事よりも、寧ろ人格によって、その時世に非常な貢献をする人が、三十年に一度か、六十年に一度出現することがある。 スタンレー・ウォシュバン『乃木』 乃木希典 (文春文庫) 作者: 福田和也 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2007/08/01 メディア:…

殉死 司馬遼太郎

構成 『殉死』は小説ではない。 二部構成で、乃木希典の人物像を浮き彫りにしようと試みた論考だ。 司馬さんは飽くまで「小説以前の覚書き」であるというが、論考と捉えて良いだろう。 第1部「要塞」では、西南戦争及び旅順攻略に焦点を当てた乃木希典の半生…